求める人物像
光機能事業部
光を自由に操る企業として、
光の無限の可能性に挑戦し、新しい価値を生み出す。
光の価値・光の機能の新たな提案で未来を牽引する。
当社の得意分野である眼鏡レンズへの薄膜コーティング技術。カメラや光学機器をはじめとする幅広い産業での応用を目指して立ち上げた「薄膜事業部」を前身に、2013年には「光機能事業部」へと名称変更し、これまで25年以上にわたり取り組んでいます。当事業部は、真空中で薄膜を形成するドライコーティングをコア技術としながら、現在はさらに大きな成長が見込まれる事業領域での「光の機能」の提供を目指しています。その事業領域とは、(1)医療・ヘルスケア(2)半導体(3)レーザ加工の3つです。まず医療・ヘルスケアでは、世界的に広がる健康志向や高齢化の進行によって検査等の需要が増え、内視鏡や顕微鏡などの光学機器へのニーズが高まっています。また「産業のコメ」と言われる半導体では、半導体の製造装置において当社の精度の高いコーティング技術や光学部品が評価をいただいています。そしてレーザ加工分野では、これまでも工業製品等を中心にレーザ加工技術を提供していますが、より微細で高精度な技術が求められるようになっています。さらにコーティング技術だけではなく、元となる基板の品質・精度に徹底的にこだわり、調達・加工も行います。また、新たな分野として測定装置、計測機器の開発・販売にも挑戦を始めています。
貢献できる範囲を広げ、事業領域をさらに拡大へ。
これまで眼鏡レンズのコーティング加工で用いられる真空蒸着技術を応用し、様々な製品の薄膜の開発・製造がメインでしたが、そこから発展させた「部品」の販売にも注力しています。産業機械メーカー様が製造する機器や装置内にある様々な部品に対し、当社のコア技術を施すことで機能性や精度のさらなる向上に寄与するための取り組みです。年々、お得意様からのご要望の精度は高くなり難易度が格段に上がっていきます。これらのご要望にお応えし、上回る技術力が成長のカギとなります。光機能事業部にとって大きなプロジェクトに携わる機会がありました。東京オリンピックの開閉会式で披露されたプロジェクションマッピング。巨大かつ鮮明な映像を投影した高輝度プロジェクターに使用された数多ある部品のうち、10数点を担当させてもらいました。こうした大舞台を彩る装置の製造の一部に貢献できたことは、光機能事業部としてのビジネスチャンスを広げる後押しになりました。また光機能事業部が掲げる方針の1つに「ファーストコールカンパニー」があります。光機能事業部においても真っ先に声をかけていただく事業にするべく、マーケティング部と協力体制を築き、ホームページのリニューアルや展示会の出展、メールマガジン配信などのプロモーション活動を強化しています。東海光学を知っていただき、主要となるお得意様との接点を多く持って「頼られる企業」へ。さらなる認知度向上とともに、成長分野での飛躍に注力していきます。
求める人物像
広い心と深い技術を追求し、笑顔と驚きを届ける
こんな方に期待
- 知的好奇心が強いひと
- 課題に対して新しい提案で挑戦できるひと
- 行動力のあるひと
- チームワークを大切にできるひと
- 他人を喜ばせるのが好きなひと
光機能事業部の主軸であるドライコーティングは、真空の機械の中でナノメートル単位の厚さの薄膜を積層して作ります。そのため最終的にどのように仕上がったのかを目視で確かめることはできません。積層は理論計算により設計しますが、数値通りに正しく積層できているかどうかは測定器で確認するのみ。目に見えないゆえの緊張感が常に伴いますが、理論に沿って設計した通りにピタッと数値が合った時の爽快感や達成感はひとしおです。目に見えるものを形作る仕事とは違うモノづくりを味わえるのが、他の事業部にはない大きな魅力です。世の中に欠かせない商品や製品、それらを作り出す機械や装置などの中に光機能事業の技術が生かされている。人知れず様々な産業を支えるダイナミックな仕事を担っているのです。