PERSONLITY

求める人物像
開発本部

  1. ホーム
  2. 求める人物像
  3. 開発本部

開発者たちの技を結集し、
世界に誇る“TOKAIブランド”を創り出す

開発本部 部長|獅野裕一

素材づくりから光学設計、評価まで
1枚のレンズに最新技術の粋をこめた開発。

眼鏡レンズの開発では素材開発にはじまり、光学設計、コーティング、評価などすべての分野において各分野の技術を駆使し、高機能レンズを開発しています。その中で開発本部の役割となるのが、眼鏡をかけるお客様に対して価値のあるレンズをご提供するための「商品開発」と、開発された商品を現場で効率よく生産できる体制を整える「技術開発」です。商品開発では同時進行で複数のテーマに取り組みますが、昨今の市場ニーズで注目度の高いテーマが「健康」です。このテーマにおいて当社を代表する商品の1つに『ルティーナ』があります。目の中にあるルテインという色素の劣化や減少を防ぎ、紫外線から保護する機能を付与したケアレンズです。また赤外線をカットすることで目の周辺の皮膚をケアするエターナルスキンコートの商品においては、健康と美容の両面に価値を生み出すことができました。こうした「これまでにない快適さ」を追求する商品開発では、開発本部内に限らず、大学や病院、研究所といった様々な専門機関とのコラボレーションは商品価値を高める上で重要になります。こうした開発を経て生まれた商品をいかに形にし、生産できる体制を実現するか。生産部との連携は欠かせませんし、必要に応じて新たな機械の導入や開発本部自ら装置を製作することもあります。生産を軌道に乗せ、無事お客様の手元に届き、評価をいただいた後も、業界に先駆けて最新レンズの商品開発は続きます。

お客様の快適な視生活のお手伝いができることを誇りに、
世界トップ水準のレンズをお届けする。

レンズの薄さや耐久性といった基本的な機能もさることながら、年々変化する市場に合わせた開発が求められる眼鏡レンズ。例えば、Webでの会議や打ち合わせの増加に伴い、メガネへの照明の映り込みに対する要望が生まれた際には、デジタルデバイスを使用した画面越しでのコミュニケーションに最適な超低反射の機能コーティング「ノンリフレクションコート」の開発と商品化に取り組みました。こうした顕在化したニーズに対する開発はもちろん、商品の独自性を出すために新たなニーズの掘り起こしは必要です。一方で、眼疾患を抱えた患者様や見えづらさにおいて困難を抱えている方などの声を拾い上げ、実現していくことも開発本部の使命だと感じています。他のレンズメーカーが「やらないこと」・「やれないこと」・「やりたくないこと」を実現する。当社はお客様や眼鏡店様にTOKAIでよかったと思って頂けるよう、お断りすることなく挑戦から始めます。わずかな視力を支える眼鏡レンズのご要望であれば、プラスチックの塊からどのような形状で、どれくらいの厚みのレンズにし、削り方やコーティングはどの程度にするべきか、実績のない状態から開発することも少なくありません。それでも何とかお客様のニーズにお応えしたい、お困りごとを解決したいという思いのもと、これまでの開発実績や技術を応用して形にしていきます。最新技術のレンズでありながら、お客様の期待に素早くお応えするのは「顧客第一主義」という基本理念が支えています。難易度の高い開発のご注文は当社へ真っ先にお問い合わせがきたり、お客様から直接お礼のお手紙が届くこともあります。ただ鮮明に見えるというだけでなく、さらにレンズ機能を高める研究開発に取り組み、市場のニーズに合わせ、様々な商品をこれからも出し続けていきます。

求める人物像

探求心を持って行動、吸収し、やりぬく力がある

こんな方に期待

  • 気になることがあると、とことん調べて勉強したくなる
  • ひらめいたアイデアや考えを形にしたくなる
  • 困りごとに気づき、解決しようと行動できる
  • 得意なことを活かしながら、強みをもっと増やしたい
  • モノづくりを支える機械や設備の設計をしたい

眼鏡レンズには多種多様な最先端の技術が凝縮されています。そのため開発本部が取り組む分野は広く、化学、物理、数学などの知識を複合的に組み合わせながら形状の設計、機械加工、プログラミングにも取り組みます。遠近両用累進レンズの設計を行う際には、どのような形状にし、どう最適化していくかをコンピュータでシミュレーションし、プログラムも組みます。各社と同じ市販のレンズではなく、私たちなりのモノづくりの思想を価値に転換するため、可能な限り設計からプログラミングまで手掛けます。開発本部に在籍する約40名は、専門性も得意分野も様々ながら「もっと価値あるものができないか」という思いを1つに開発しています。これまでベストだった方法を上回る新しい切り口やアイデアで新風を吹き込んでもらいたいですし、各自の裁量に任せたチャレンジや判断を後押しする風土の中で、専門性を深めながら幅広いチャレンジを期待しています。