東海光学株式会社は、基礎医学研究用機器 「ヘッドセット型脳波測定装置 TOKAI Orb（トウカイオーブ）」のラインナップを拡充し、子どもサイズに対応した「TOKAI Orb Jr.（トウカイオーブ ジュニア）」を2022年12月20日に発売いたします。
本製品では、TOKAI Orｂのヘッドセット構造の工夫により頭囲49㎝～55㎝程度の頭囲サイズ（※ 頭部形状によります）にツマミネジでサイズ調整をすることで無理なく装着でき、また、やわらかい導電性素材よりなるソフト電極（オプション）をご選択いただけるようになりました。子どもサイズに対応した本製品のTOKAI Orbシリーズへの追加により脳波の可能性が更に広がります。
東海光学では、アカデミック向け基礎医学研究用機器のラインナップを拡充し、大学・研究機関等の基礎研究に対してより充実した脳波測定装置をご提供して参ります。
| 〔発売日〕 | 2022年12月20日(火) |
| 〔製品名〕 | ヘッドセット型脳波測定装置 TOKAI Orb Jr. |
| 〔型 式〕 | TO-601Jr. およびTO-101Jr. |
【背景と経緯につきまして】
東海光学（株）では、2020年11月に第1弾製品としてヘッドセット型脳波測定装置TOKAI Orb TO-101を発売、2021年9月に第2弾製品として6Ｃｈの外部トリガー入力に対応したヘッドセット型脳波測定装置TOKAI Orb TO-601を発売し、アカデミック分野向けに基礎医学研究用機器としてご提供して参りました。そのような中、教育学・心理学・生理学などの研究分野において子どもの脳波測定を、ワイヤレスかつ簡便に行いたいというご要望を多く頂きました。今回のTOKAI Orb Jr.はそのようなご要望にお応えしてご提供する第3弾の製品となります。
【助成いただきました研究費につきまして】
TOKAI Orb Jr.は令和元年度あいち中小企業応援ファンド新事業展開応援助成金の助成を受けて開発した成果を活用しています（2019.10～2020.9）。また、ヘッドセット型脳波測定装置TOKAI Orbは、内閣府 革新的研究開発推進プログラム（ImPACT、山川義徳PM）のPM直轄グループとして採択され、研究開発を行った成果を活用しています（2015.5～2019.3）。
＜一般の皆様へ＞
本件に関するお問い合わせは、「脳科学」に関するお問い合わせよりお願いいたします。
本装置は基礎医学研究用機器として大学・研究機関の研究用にご提供をするものです。一般の方にご購入頂くことはできません。
＜大学・研究機関の研究者の皆様へ＞
本装置は基礎医学研究用機器です。臨床用途にお使いいただくことができません。
ヘッドセット型脳波測定装置「TOKAI Orb」の紹介及びサポートページはこちらです。