真福寺事業所 第二工場 完成
コーティング関連の設備を増強し、光を操る企業として成長を促進させる。
東海光学株式会社は、かねてより建設を進めていた真福寺事業所 第二工場を10月29日(火)に竣工いたしました。
今回、真福寺事業所は床面積約2,900平方メートルを増築、既設の工場と合わせて延べ床面積7,500平方メートルに拡張し、真福寺事業所の生産能力を2倍にしました。工場内にはクリーンルームを建設し、差圧制御・気流制御による清浄度管理で微細欠陥対応生産が可能となっています。
コーティング関連設備を増強し、需要が増えるレーザやセンサーなど国内外の光学市場に向けて、赤外領域フィルタ、透明ヒーターガラス、高耐久性や高精度な光学部品、光学機器の開発・販売・生産を強化するとともに、眼鏡の海外展開を促進いたします。
第二工場の主な特徴として、照明のLED化や、外壁・屋根材や空調システムの工夫による断熱性の確保で空調効率アップを図るなど、環境に配慮したつくりになっています。また内部ドアにスライド引き戸を採用するなど、デッドスペースの軽減とバリアフリーの実現や、工場周りに排水性の良いアスファルトを使用、雨水を速やかに路面下に浸透させることで、走行性・視認性を向上するなど、働きやすい環境づくりも行っております。今後、地元の雇用創出にも貢献してまいります。
半導体・光通信・車載などで需要が高まるレーザ・センサー市場に向け、新規商品開発・提案・量産を進め、今後も商品アイテムを増やしていきます。