JSTが推進する国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラムSICORP)に応募していた研究課題「高輝度EUV放射のための中赤外および近赤外レーザーオプティクス」が採択されました。日本とドイツの国際産学連携共同研究「オプティクス・フォトニクス」第2期となります。日本側は、学が東京大学と早稲田大学で産が東海光学となります。ドイツ側は、学がフラウンホーファー研究機構で産がアクティブファイバーシステムズとなります。
日本側チームは中赤外領域における光学素子の開発とフェムト秒レーザーの発振・増幅技術の開発、近赤外パルスの中赤外パルスへの波長変換技術の開発を行う。ドイツ側チームは、高次高調波発生用ガスセルとファイバーレーザーによる高次高調波発生技術の開発を行う。両国チームによる共同研究を通じて、高輝度中赤外レーザーパルスを用いた高次高調波光源が実現され、高輝度高次高調波の最先端物質科学分野への応用が期待されます。
東海光学は、中赤外領域における光学素子の開発で参画します。